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BL、生活、その他いろいろ

お肉ちゃんとわたしのあれから

今年の五月ぐらいに、今88キロですという記事を書いていた(「わたしの愛するぽよぽよお肉ちゃんの話」https://si0r1.hatenablog.com/entry/2020/05/06/113536?_ga=2.206325715.1928856539.1605679987-972066010.1568372192)

で、そこからMAX94キロまで増えて、今はMAXよりかはましになったけど、なところでふらふら停滞している状態。もう増えはしないけど、減りもしない。

あの時は愛していたお肉ちゃんたち、今はどうかというと、うーん重くて邪魔だな!という感じ。あと健康に悪い。メンタル面の治療に支障が出るとか、コロナウイルスは肥満体型の人と糖尿の人は特に注意とか言われていたりして怖かったりする。


とはいえ、やっぱり一度太ったことに後悔はあまりない。
あのとき書いた記事の中身に嘘はないし、解放感を味わえたのも本当だ。でも、その後に書いた記事の中でも吐露した通り、嫌なこととか困ったこととか、そういうことも沢山あった。なので、今は改善したいと思っている。自分で、痩せてたとき、普通体重だったとき、今の体重のときの体験全てを比較してみて、大体これくらいの体重がわたしには合ってるだろう、という体重・体型をわたしなりに決め、減量していこうとしているところだ。ただ、なかなか習慣になってしまったものを変えるのは難しくて、過食が治らなかったり色々ままならないけども、ひとまず冬に向かって鬱になっていっているからか、食べる量は減ってきた(前に比べてだけど……)。この勢いで(?)胃を小さくして食べる量を減らしていきたい。


痩せ型から肥満体型まで体験して、それぞれの良いところも、困るところも色々と知ることができたと思う。

自分のからだのコンディションとして良かったこと/困ったことも沢山知れたけど、社会の中でどう見られるか、という面で良かったこと/困ったことというのもとても多くて、それがかなり厄介だった。見た目とか体型とかがもたらす社会的な困難ってすごく面倒くさい。痩せてても太ってても平凡な体型でも、どうあっても嫌なことが沢山だ。痩せれば/太ればこの嫌な視線から、嫌な扱いから逃げられる、なんて安易なものではなかったと痛感した。ルッキズムはこの社会にものすごく深く根付いている。


辛い。
ただ、どうあっても辛いのであれば、自分のからだが少なくとも自分にとって心地よい状態であるようにしておこうという風に思った。なので今はマイベスト体重へ向かって減量しようとしている(マイベスト体重は今のわたしの中では減量とセットだけど、別に減量すること自体がベストだ、ということではない。念のため)。

ここまでルッキズムが根付いた社会ではそれくらいしかできないと言えばそうだし、それでもそういうことをしようと思えばできるんだ、と希望を持つこともできるので、後者の前向きな気持ちでやっていきたい。


ただダイエットは難しい……!食事改善が思ったより難しいし、わたしが運動嫌いだったり、あんまり健康的に痩せていくことに向いてないのかと落ち込むこともるけど、2021年は自分にとって心地よいからだ、というのをめざしてやっていきたい。そのために2020年、残りわずかだけどめざす方向に舵を切って頑張りたいところです。


同時に、社会とからだの関係を改善していきたいとも思う。具体的にどうすれば?ということは分からない。ちょっと規模が大きすぎる問題な気もする。それにもし痩せたとしたら、着られる服が増える分、おそらく装いとからだの関係もまた社会との関係のなかに含まれてきて、複雑奇怪に絡み合っていくと思う。そしたらわたしはどうするだろう?どうしたら気持ち良く生きていけるだろう?答えはまだ全く見えないのだが、そういうことを考える余裕も持てるといいなと思う。


生きていくために諸々を整えて、社会に出ていかなきゃいけないけど、行きづらさを抱えたままじゃ潰れてしまうに違いない。どこか一つでもいいから、気を楽にしていけるようにしたいところです。