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BL、生活、その他いろいろ

ちんこBL

BL レビュー

 のブログ、開設してしばらくの間「ちんこ 漫画」「ちんこ BL」といったようなキーワードでアクセスしてもらう事が多かったんですが、実はこのブログにはちゃんとしたちんこBLについてのエントリって一個もないのです。とっくに書いたつもりでいたのでびっくり。そこで、改めて需要(?)に応えるべく、私的良ちんこBLのレビューをしたいと思いますよ!

 

今回紹介するのはこちら。

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選んだ基準は、ちんこがしっかり描かれていること、修正の主張が強すぎて不自然ではないもの、です。

詳しいあらすじはリンク先のBLレビューサイトちるちるでどうぞ。

 

1.あふれてしまう 荒井よしみさん

http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/46053/

この漫画、最近の中で一番お気に入りの漫画です。CPは一冊まるごと実は元遊び人・本屋の店員×男の人に犯されたい妄想激しい男子高校生。もともと電子書籍で発売されていて、ネット上のあちこちに広告が出ていたので、知っている方も多いかもしれません。私も広告を見てずっと気になっていたので、単行本になった際に買いました。超当たりでした。えろ多めの作品なんですが、電子書籍だからか性器の修正が割と緩いです。ちゃんと実体を持って存在してます。霞じゃない!概念じゃない!パントマイムセックスじゃない!!修正の方法はあまり見たことのないものだったんですが、実線で書いたものを薄くぼかしたような?覗き見防止フィルター付きの携帯で画像を表示した時のような....?少し線が薄くはなっているんですが、しっかりと描かれていて、どこか一部を隠す、というものではありませんでした。また、「犯されたい願望をもつ男子高校生」が受けということで、基本的に受けの子が色々される様子が重点的に描かれてるので、受けちんこのほうが頻繁に出てくるのですが、珍しいことに、受けのちんこがしっかりしたサイズなのです....!一般的に、身長差のあるCPだったりすると、受けのちんこはウインナーかな?チーズかまぼこ?みたいなサイズで、まるっこく短めフォルムのことが多いように思うんですが、この作品では攻めのサイズにも負けず劣らず、というくらい。フォルムもしっかりしています。とてもよい。

 さて、この作品えろ重視ではありますが、ストーリーの方も楽しく追えるものでした。受けの心理描写もばっちり。そして一番のお気に入りは絵柄。体つきもしっかりしていて、書き込みの多い濃い目タッチのえろ向きな絵柄なんですが、一方で、童話の挿絵のようなミステリアスで素朴な感じもあるんです。鼻の位置と目が独特なのかも。アニメスナフキン×さとうさとるのコロボックルっぽい。1話目が一番そういう不思議な絵柄だったかも。出だしでその雰囲気に惹きつけられて、のめり込むように読んでいったんですが、残念なことに2話目以降少し癖が抜けてしまっていました。でも、その変化もまた面白いかも。特に攻めのミステリアスさと顔のきつさが段々やわらいでいくのもストーリーと合っていて見どころです。回を追うごとに、攻めが受ければいいのに~ってくらいかわいくなっていくんですが、描きおろしでそのあたりにも触れてくれてたので、二度美味しい!という作品でした。おすすめ!

 

2.キモチの行方 明治カナ子さん

http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/4538/

1998~2000年の作品を収録した、2006年発行の漫画。折り返しの作者コメントに「ホモ二冊目」って書いてあるので、だいぶ前の作品のようです。内容は双子攻めの執着調教SMもの!この作品、いわゆる痛い系で、調教、拡張、薬物、ピアッシングなどのプレイが多く、流血もあるので苦手な人もおられるかもしれないんですが、私はとても好きで、前の誰にも邪魔させない系溺愛執着ヤンデレBLのススメでも書きたいなと思っていました(文章の長さ的に省いちゃったんですが)。

 CPは双子の総・洋×啓治。後々総×啓治になります。受けの啓治は世間知らずで変質者に好かれやすい箱入り息子で、中学時代にレイプ被害にあっていたのですが、それを守っていたのが総と洋でした。総も洋も啓治とは体の関係があるんですが、啓治に対する感情はそれぞれ違うようで、話が進んでいくにつれてその違いが明らかになっていきます。

 この漫画、とても気に入っているので、詳しくはまた別のエントリで書こうと思います。ひとまずストーリーについてはここまで、ちんこの話に移りますが、おどろくべきことに、この漫画修正一切はいっていません。モロ!もろだし!!上記のように、大分昔の作品ですし、当時はそんなに修正の厳しくなかった時代だったのかもしれません。性器も、結合部もそのまんまなのです。ピアッシングなんかの流血を伴うプレイも多いため、逆に修正がほしくなるくらい、何もかもさらけ出されたままの作品となっています。性器の描写ですが、線もフォルムもしっかりしています。トーンを使った陰影が付いていないので、立体感はあまりないのですが、それでもリアル寄りのちんこだと思います。

 ちんこ見たい方だけでなく、痛い系、ヤンデレ執着が好きな方には特にオススメです!

 

3.園長先生のしつけ方 天城れのさん
http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/30983/

私は「おおがみ幼稚園」園長の大神。園長でありながら、正直子供は苦手だ。...(中略)...教諭の牧田くんが「まずは園児の気持ちになってみましょう」とレッスンをしてくれることに。園児と同じ格好をさせられた私は「おひるねタイム」に添い寝までしてもらい…園児にはない男の部分を滾らせてしまうが!?    

 出版社あらすじより。そういう話です。わかりやすい!受けの牧田くんがなんでもかんでもえっちに持ち込むタイプの爽やか好青年系タラシビッチで、その誘惑にヘタレ園長はまんまと乗せられてしまって.....♡♡♡という話です。安心して読める典型的なえろBL!(レーベルはGUsh Mania Comicsです、でテイストが分かる方は分かるかもしれません)園長は人相の悪い色黒ガチムチ巨根攻めなんですが、ヘタレで童貞メンタルなところもあり、牧田くんにガンガン責められてああああん♡ってなってます。幼稚園児プレイ痴漢プレイオイルプレイ、尿道攻めに小スカ、水着に青姦に男体盛り、緊縛スパンキングetcetc......15ページほどの短編・一話完結型なのですが、それぞれで特定のテーマに沿った濃い~プレイをしています。受けの牧田くんはリバもいけるようで、最後の方では園長先生へのアナル攻めプレイも入ってきたり、本当にバリエーションに富んでいてお腹いっぱいに!

 ちんこは、結構むっちりがっつり色もついてて存在感ドーン!というかんじなんですが、それが更に強調されるようなアングルのページが多く、修正は丸いキラキラトーンで丸く消しが入っています。メジャーな方法ですし、修正のサイズも大きくないのでそこまで気にならないかと思います。たまにちんこに顔が描いてるんですが、可愛いと感じる方もいれば、気になる方がいるかもしれません。ちなみに受けも攻めも乳首もしっかりついております!何も考えずに安心安定のあほえろBL読みたい、という時におすすめです。

 

 

4.魔法が解ける迄 つくも号さん

http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/26648/

  少年をテーマにした短編作品集です。8ページ程度の本当に短い作品たちがぎっしり収録された本。全編ショタが主人公になっています。最近ではショタBLはほとんどありませんし、とても珍しいなと思っていたところ、ダイヤモンドコミックスというところから、2010年に発行されたものでした。このレーベルからはショタコミというアンソロジーが出ていたようです。つくも号さんもそのアンソロに参加されていたショタ描き作家さんで、現在もショタスクラッチというイベント中心にサークル参加されたりしています。

 「ショタ」というと、ふわふわほのぼの女性向けか、がっつりえろえろ男性向けのどっちかじゃないの?ってイメージがあるんですが、この作品集では、ほのぼのもえろも、更には少年の甘酸っぱい初恋や重苦しいシリアスまで、ほんとうに様々な話が収録されていて、今まで「ショタ」という単語から想像していた単調なイメージが一掃されるようなバラエティに富んだ作品集になっています。あらすじの「最も軽い作品と最もヘビーな作品が同居する作品集」というキャッチコピーは、収録された作品の雰囲気の幅の広さをとてもよく表しているなと思います。

 例えば、RPG設定で、魔法アイテム・女性用パンツでパワーアップ!みたいなあほエロ話から、先生に秘密を握られちゃった中学生の典型的な甘々ショタもの、更に姉の婚約者との恋の話、恋人だった兄の死を悲しむあまり他の男性にむちゃくちゃにされたがる男の子の話、病んだ母親の呪縛から開放されないままでいる男の子の話などなど。本当に様々です。

 つくも号さんのショタは、女の子っぽい、細い、幼いという感じではなくて、「少年」であり、体つきも、もちろん子どもなのでゴツくはないですが、しっかりめに描かれているので、弱々しいショタが苦手だ、という人や、普段青年~大人のBLしか読まない方でも違和感なく楽しめると思います。

 で、ちんこの方ですが、しっかり実線で描かれています。話によっては、体勢やアングルの関係で見えない(ようになっている)ものもありますが、基本的に全話に出てきます。修正は白い線で、亀頭くびれの部分と、接合部に入っていますが、たまに全く修正の入っていないコマがあったりもします。ちなみに乳首はあったりなかったりですが、描かれていてもとてもちっこいものになってます。

 

5.隣の 腰乃さん

http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/17413/

今まで紹介してきた中で一番ポピュラーな作家さんなんじゃないでしょうか。今回紹介する『隣の』は腰乃さんのデビュー作で、ほぼ全部働く男子・サラリーマンものの短篇集です。スーツ!ネクタイ!オフィスラブ!腰乃さんといえば、リーマンもの、といっても過言ではないと思っているんですが、それよりもっと特徴的なのが体毛。陰毛ももじゃもじゃがっつり、すね毛もちゃんと生えてる男子だらけ。最近ではちょいちょい増えてきた体毛BLですが(体毛ONOFF機能のあるBLゲームが発売されたり体毛BLについて作家さんが講演したりしていたり)ちょっと前までは体毛に抵抗ある人の方が多かったイメージだったので、買った当初はガチムチ系BL以外で体毛がしっかり描かれているというのは珍しいなーと思いながら読んでいた記憶があります。

さてさてこの作品の内容なんですが、リーマン、体毛、ゲイとノンケのいちゃいちゃ青い恋愛、というのがキーワードかと思います。片方がゲイ、片方はノンケのカップルで、最初は男同士に慣れなくて・抵抗があってビクビクしていたノンケが、相手のかわいさにくらっときてやっちゃう、もしくはゲイの方が押し倒しちゃう、という展開が多いかも(ノンケ攻めゲイ受けの場合もあるし、ゲイ攻めノンケ受けの場合もあります)。この受け攻めですが、受けも攻めも両方男の人の体型で描かれているし、体毛も生えてるし、性器も大きめに描かれているし、身長差もない場合があるので、どっちがどっちなのか判断がしづらいことが多いです。そこがまた腰乃さんの作品の面白いところだと思っているんですが。

ちんこは、なんというか皮剥いたバナナのあのもわもわした感じの、線画がちょっとガタガタした棒みたいな、そんな感じで描かれています。でも基本的にフォルムはしっかりしてるし、線もきちんと実線で描かれているし、修正も白線でちょっと入ってる程度。腰乃さんの、全体的に荒々しい(?)絵柄と擬音が相まって、セックスシーンはなんだかすごく生々しくなっていると思います。

人気作家さんですし、ストーリーもしっかりして読みやすいと思います。

 

さいごにおまけ?なんですが、左京亜也さんのネコ科彼氏のあやし方(http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/35414/)シリーズは、擬音で性器を隠すという修正の仕方をされています。しっかり性器が見えるわけではないのですが、白線などの不自然な修正でないので、修正を気にせず読みたい方にはおすすめですよー。

 

追記:ものすごく分かりやすく改題しました