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BL、生活、その他いろいろ

新しい趣味にしたいもの

去年末から、新しい趣味にすべく勉強しているものがある。
それは、囲碁、刺繍、短歌だ。
自分で書いておきながら、なんか渋いなと思うのだが、それぞれハマるきっかけがあったので書いておきたい。

 

囲碁は、去年の11月頃にいきなりアニメ「ヒカルの碁」にハマったのがきっかけで始めた。アニメの内容については、レビューブログに書いているのでよかったら見てみてほしい。

si0review.hatenablog.com


ヒカルの碁の作品の中では、囲碁のルールについての説明はあまりないのだが、専門用語はまあまあでてくる。それらが分からなくても問題なく面白いのだが、分かったらもっと面白く観られるのかな?と思ってルールについて調べだして、そのまま負けず嫌いな性格が出てきてしまって囲碁というゲームそのものにハマった。
ルールを学んだり、囲碁ミニゲーム、AIとの対局をしているうちに、もっと強くなりたい!!という気持ちが強くなっていって、今では部屋に碁盤がある。
あまりの展開の速さに家族はびっくりしているが、わたし自身はとても楽しいのでよい。
今の目標は、基礎を固めて、公民館とかで実際の人間に対局の相手をしてもらうことだ。
ネットやアプリなどでいろんなコンテンツがあるとはいえ、一人で打つのは寂しいし、本を読んでも理解できないことも多いので、ぜひ人と打ちたい。

 

刺繍は、元々小さい頃にやっていたのだが、難易度が上がり途中でギブアップしていた。面白くはあったので、いつかまた再開したいと長年思っていたところ、フランス刺繍が学べる、全6回のレッスンキットが通販で販売されているのを見て、これだと思って購入した。買ったはいいけど一年ほど放置していて、いつかやらなきゃな〜と思うだけであったのだが、とあるきっかけがあって、今年始めることになった。
というのも、先日自分のぬいぐるみ用に既成の小さな白い帽子を買った際、もし自分で裁縫ができれば、自分のぬいぐるみのサイズピッタリの帽子が作れるのにな、もしくは、刺繍ができればこの変哲もない帽子もかわいくデコレーションできるのに……と思ったのだ。それで、いきなり帽子を一から作れるようになるのは無理だけど、刺繍ならキットがあって学べるじゃないか、と思い立ち、始めた。
子供の頃と違い、泣き喚いてどうしようもなくなるほど苦戦することはないが、慣れていないため肩は凝るし、目はシパシパするし、指を刺すしでなかなか進まない。でもやはり楽しいし、このステッチは難しいけどこちらは得意だな、と考えながら、一針一針の縫い目が形になっていくのが愉快だ。使う刺繍糸も色とりどりで、そこも楽しさの一つである。
今はキットの指示する通りに刺すだけだが、いずれは自分でデザインして刺してみたいと思って、デザインの構想を練ったりしている。

 

さて、短歌は一番最近に始めた。
元々興味があったのは俳句だった。俳句を扱う漫画「ほしとんで」を読んで、短い文字列の中で様々なことを表現するということに憧れていたからだ。しかし、季語のことや、使える文字数が少なすぎることにハードルの高さを感じていた。また、体調が悪くて詠みたい対象を見つけることや、そもそも何かから詩的な影響を受けることが難しかったこともあり、自分で始めるまではいかなかった。
ところが最近、ハマっている、モ〜マンタイ倶楽部というポッドキャストでパーソナリティの一人の方が短歌をしているという話をされていた。

open.spotify.com


そこで、短歌は季語が必要ないことや、短歌で二次創作をする人がいるということを知った。二次創作というと、元になるテーマが決まっているため、創作のきっかけを掴みやすそうだな、と思った。わたしは前述の通り、ヒカルの碁に急にハマったので、その二次創作をしてみたい気持ちもあったし、一石二鳥か!?と思って気分が上がって、ポッドキャスト更新後まもなく短歌の本を買って、創作を始めた。
こちらもまた、エンジンのかかり方が異常だと思ったが、短歌の方も学んでみると面白くて楽しいのでよい。
初めての一句は、前にブログで書いた「しろたん」のことを思って詠んだ。さっきも一句作ったが、そのときはヒカルの碁について詠んだ。二次創作から入って、慣れてきたら日常や風景のことなど、自由度が高いことについても挑戦してみたいと思う。


この3つの趣味候補は、本当にここ数ヶ月で始めたものなのでまだ歴が浅く、知らないこともたくさんあって発達途上なのだが、長くやっていける趣味として、身につけていきたいなと思えるような楽しさがある。
囲碁や短歌なんかは、人とのコミュニケーションのツールにもなるだろうし、そういう面でも早く一人前になれたらとワクワクしている。

生活や病気の方は、進展がなく、あまりいい状態とは言えないのだが、こういった楽しみや希望もあり、今年は結構いい年になるんじゃないの?とすでに得意に思っている。
でも、本当に楽しみがたくさんあって毎日嬉しいから、よかった。