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BL、生活、その他いろいろ

今年知った見ることの楽しさ

今年の後半は、東寺の特別拝観、東福寺展、京都植物園のバラ園、テート美術館展と、いろいろなものを見に行った。

 

寺も仏像も宗教も美術品も全く詳しくなく、興味もなかったのだが、ふと母が好きそうだ、と思って一緒に出かけた東寺の拝観で仏像にハマり、東福寺展で色んな歴史的価値のあるものを見ることの楽しさを知り、植物園でバラの品種の多さに唸り、テート美術館展でわからないものをわからないなりに咀嚼しようとすることの面白さを知った。

 

全く興味のなかった分野について「見る」ことを楽しむことを知るというのは、わたしの中で、一つの転換期だったと思う。

 

展示だけでは理解できないことも多くて、図録を買ったり、資料を買ったり、久しぶりに紙の本を買った。どれも読み応えがあって、すごく興味深い。

 

今まで趣味はインドアのものばかりで、植物園にはちょこちょこ行っていた、という程度だったけど、足を伸ばして色んなところに行く、というところも含めて、展覧会や拝観に行くのが楽しくて、趣味になりそうだ。来年の目標にも既に、「寺に行く」「展覧会に行く」を追加している。

 

来年も色んなところに行って、色んなものを見たい。今年も楽しかったけど、無知や経験の無さが原因で見ても理解できなかった良さや、楽しさが、体験の積み重ねにより理解できるようになるなもしれないな、と思うと、わくわくする。