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BL、生活、その他いろいろ

婦人科のセカンドオピニオンを受けてきた

ピルを飲み始めて三年程がたつが、最近生理が来なくなった。なのにPMSはひどくなってきて、かかりつけの産婦人科で相談したのだけど、「そんなもんです」みたいな回答で不安だった。ネットで調べてみても、ピルを飲んでいて生理が止まったら病院へ行けと書かれているばかりだし、ここは一回、セカンドオピニオンを受けに行こうと思い、いつもと違う婦人科に予約をした。

新しい病院に行く緊張と、内診があるだろう、また痛いだろうなあという恐怖で前日からガチガチになってしまって眠れなかった。

とうとう当日、病院に行ってセカンドオピニオンを受けに来ましたと言うと、丁寧にカルテをとってもらって、話を聞いてもらえてその段階で大分気が楽だった。今まで通っていた病院ではあまり丁寧な診察ではなかったから、言い残したことがあったなとか、意味がよく分からなかったなとかあとから後悔することが多かったからだ。
やはり内診があったのだが、なんと痛くなかった。帰ってきてから調べたのだが、わたしが痛みを感じていたのは視診という膣内に器具をいれる診察方法だったようだ。子宮がん検診のときとかに用いられる方法らしい。
その日は超音波診察のみだったので、そんなに痛みは感じず(違和感はやっぱりあったけど)、えっこれでいいの!?とめちゃめちゃ驚いた。

それからもう一度先生からの話があって、これがこうなっていて、こうするとこうなるからこうしましょう、と現在の状況と過程と目標が提示された。それも今までの病院では省かれがちだったので、こんなに丁寧でいいのか!とまた驚いた。


そして薬をもらって帰ってきたのだが、なんだか拍子抜けというか、今までのピルに関する諸々で感じていた不安は、本当なら感じなくても済んでいたことだったのではないかと思った。ちゃんと説明されていれば、全く問題ないことだったのだと思う。その事に思い当たってぐったりした。わたしの不安といらだちに満ちた三年は一体……

とはいえ地元の産婦人科って本当に数が少なくて、選べるほどではなかった。定期的に薬を取りに行くのだから一番近いところを、と思って選んだ病院だった(ような気がする)が、選択肢が少なかったにしろ、消極的になりすぎずにもう少し考えてみたらよかったと思う。こんなにも安心感が違ったなら。

かかりつけだった病院で相談することも提案されたが、ひとまず次の予約もセカンドオピニオンを受けた病院でとって、しばらくはそちらに通ってみようと思う。ちゃんと話を聞いてもらえて、話をしてもらえるというのは大切なことだ。内診(視診)の痛みは変わらないかもしれないが、その部分だけでも心持ちが全く変わってくるので、次回以降の診察で信頼できそうならかかりつけの病院を移すつもりでいる。